当科の紹介
栄養科では、入院患者様の疾病や嚥下状態を確認しながら、個々に合った食事の提供を行っています。
高齢化にともない、食事摂取量の減少が見られる方につきましては、ハーフ食を導入し、必要エネルギー量を補うための栄養補助食品も多種用意し喫食量や摂取エネルギー量の確保に努めています。
近年増加傾向にある胃瘻など経腸栄養においても、糖質調整やたんぱく質調整されたものや、半固形の栄養剤なども積極的に使用し、病態に合わせたものを随時検討して提供しています。
またチーム医療の一環として、定期的な体重測定の実施や、検査内容の確認、回診の実施、カンファレンスなどにより病院全体で患者様の栄養状態を確認し、患者様毎の栄養管理計画に基づき、個別の栄養管理を行っております。
災害対策として、入院患者様の災害備蓄用食料品を確保しています。
近年、各地で大規模な災害が発生していることもあり、備蓄用食品の内容、質等を幅広く、敏速に対応できるよう、大幅に改善しています。

当科からのメッセージ
「今の食生活は正しいのかな・・・?」、「体にいい食べ物は何かな・・・?」など、皆様の疑問について栄養相談に応じています。
また、血糖・血圧・コレステロールが高い、肥満や生活習慣病等の栄養指導を行っております。
召し上がった食事の内容を提出していただくことで、次回面談時に食事と栄養量を提示し、改善点についてサポートさせていただいています。
ご希望の方は、主治医もしくは看護師に声をおかけください。
